ときめき 富士見小だより

「つばめ」と「りんご」

毎年春になると、東南アジアから海を渡って多くのつばめが日本にやってきます。学校敷地内にもたくさんのつばめが飛び交い、至る所で巣を目にします。

「つばめは優しい人が集まるところに巣を作る」と言われています。その言葉どおり、子つばめという愛称で親しまれている富士見っ子たちは、みんな心優しく、笑顔いっぱいで学校生活を送っています。

もちろんその背景には、親つばめである保護者や地域の皆様がいつも温かく見守り、支えてくださっているおかげと感謝しております。

もう一つ。富士見小学校と聞いてすぐさま思い浮かぶものといえば「りんご」です。開校以来続いている「りんご皮むき大会」は今や本校の代名詞ともいえる伝統行事となりました。

私が初めてこの行事を目にした時、強い衝撃を受けたことは今も鮮明に覚えています。全校児童が一斉に静寂の中に身を置き、四十分間黙々とりんごの皮をむき続ける集中力の凄さ。またむき終わっても沈黙を貫く子どもたちの様子に大変驚かされました。このような素晴らしい学校行事がこれからも続きますよう願っております。

五年間、大変お世話になりました。保護者の皆様、地域の皆様のご理解・ご支援に感謝申し上げます。

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