PTA高豊137号

「子どもたちの主体性を育む教育」
女性部長 清水章代

日頃より、先生がたや地域の皆様には大変お世話になっております。PTA女性部長となり半年がたちました。 その間、 学校活動だけでなく、教育に関する講演会への参加や愛護センターの活動にも関わらせていただきました。 直接見えていなかったところでも、 子どもたちの成長を見守り、支えてくださっている人たちがいることを知り、私たち保護者にとって大きな支えになっていると感じています。 この場を借りて、心より感謝申しあげます。

初めての経験ばかりの中、五月には黒潮体育祭を参観し、 子どもたちの主体的な姿に驚きと喜びを感じました。 三年生を中心に、仲間と協力して競技を進める姿がとも力強く、頼もしく映りました。

その中でも特に印象的だったのは、子どもたちが考えたユニークな選手宣誓です。 お仕着せの言葉ではなく、子どもたちが自分たちの言葉で表現し、それをおおらかに受け止める先生がたとのやり取りに、思わず笑みがこぼれました。

また、その姿から子どもたちの自ら考え、行動する力が育まれていることを強く感じました。 これも日頃から先生がたが生徒たちの考えを尊重し、主体的に活動できる環境を整えてくださっているおかげだと思います。

また、「高豊フェス」では、子どもたちが自らの個性を存分に発揮し、すばらしいダンスや演技を披露している様子に圧倒されました。 親世代の中には、このような自己表現をするのが得意ではないかたも多いかもしれません。 私もその一人です。 そのため、子どもたちが自分の才能や可能性を信じ、それを堂々と表現できる心の強さをもっていることを感じ、 大変うれしく思います。

主体性とは、自身の判断で行動を選択することであり、 また、 選択した結果に責任をもつことでもあります。 人生は楽しいことばかりではなく、ときには理不尽な思いをすることも少なくありません。

それらのできごとをどう受け止めるかは自分で選ぶことができます。もちろん無理をする必要はありませんが、子どもたちには自分の可能性を信じ、困難に直面しても、その中にある面白みや楽しさを見つけて乗り越える強さを育んでほしいと願っています。

最後になりますが、今後とも保護者どうしや先生がたとの連携を深めながら、子どもたちの成長を見守り、支えていきたいと思います。 残りの任期も精いっぱい務めさせていただきますので、引き続
PTA活動へのご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。

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