青少年育成だより 第44号

日頃より保護者・地域・各種団体の皆様におかれましては、青少年健全育成会の活動に対しましてご理解とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

本年度はコロナ禍が明けての活動となり、行動制限の緩和によって行事の再開や運営方法・規模を変更しての取り組みなど、変化の年となりました。 活動を振り返り、 少しずつではありますが活気を取り戻した年になったのではと感じます。しかしながら、 コロナやインフルエンザは相変わらずの猛威を振るっており学校活動や地域活動において、関係者の皆様にとっては不安を抱えての活動となったのではないでしょうか。

また、社会的に見ると若者たちが大きな犯罪に巻き込まれる事例もあり、犯罪の種類や件数は増加の一途を辿っていると感じています。 インターネットの普及によりSNSが生活の一部となっていく中で、便利になっていくことを実感するものの、誤った情報を見かけることも少なくありません。 私たち大人も同様ではありますが、日々変化していく生活環境の中で正しく対応していかなければいけません。 青少年健全育成会の活動として、若者が身体的・精神的・社会的に幸せな状態で生活を送ることができる環境づくりに取り組む必要性を改めて感じております。

親である私たちが育った時代との違いは大きく、 コロナ禍以降は一段と変化のスピードは速くなっています。若者たちを取り巻く環境も多様化し生活スタイルに合わせて選択肢も増えたことで、私たちに求められる活動も変わっていく必要があると思います。 いま一度、活動の基本に立ち、地域の特性に応じて各種団体との情報交換や行政と地域をつなぐ役割の大切さを認識し、活動をしていけたらと考えております。

若者たちが大人へと成長していく大切な時期、 一日一日を一歩ずつ確実に歩んでいけるように、 学校・保護者・地域全体で温かく見守っていければと思います。

最後になりましたが、 これからも青少年健全育成会の活動にご理解ご協力をお願いし、 行事への参加をしていただければ幸いです。

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