ときめき 第50号

地域のかたは、学校の大応援団!  校長 羽生あゆみ

2月上旬、富士見校区の皆様をお招きして「ありがとうの会」を開催し、子どもたちが一年間のお礼の気持ちを歌や手紙で届けました。
参加いただいた校区の皆様には、登下校の見守り、図書館の整備やおはなしの会などで普段から教育活動を支えていただいています。

また、おやじの会、ニューレイク、校区自治会の皆様には地域学習においてゲストティーチャーとしてお招きし、地域のことを教えていただいたり、交流したりしました。「ありがとうの会」では、3年生の代表の子が、公園整美ボランティアされているかたに向けて、「私も公園にぼみが落ちていたら拾うようにしています。…花壇の草取りも時々しています。」と一緒に活動したことをきっかけに自らも地域のために活動し始めたことを伝えました。

また、6年生の代表の子は、おやじの会のかたに向けて、「皆さんのように私たちも学校や地域のためになることをしたいと思って、子つばめ隊の活動をしました」と述べました。地域のかたがたとの関りを通して、子どもたちは学校や地域への思いを高めました。このように、地域の皆様にさまざまな面で支えられ、本校の子どもたちは健やかに成長しています。

文部科学省が推進している「コミュニティースクール」が、本校においても令和8年度から始動します。これは学校が地域と一体となって子どもたちを育む「地域とともにある学校」へと転換すrことです。本校では、地域の皆様のご協力により、コミュニティースクールの基盤は十分にできていると言えます。更に、先日行われた学校評議員会では、「学校には教員でなくてもできることはたくさんあるので、なんでも手伝います」とのお言葉をいただき、今まで以上のご支援をいただけることを心強く感じています。

来年度は、「コミュニティースクール」の準備の年となります。学校の大応援団である地域の皆様のお力をお借りして、より充実した教育活動を精進してまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願いします。

令和6年度 富士見小の取り組み

ひまわり ひまわり太鼓
ひまわり組は1年間 「かっこよくなる」 「かしこくなる」ことを目標にがんばってきました。 特に富士見っ子発表会やありがとうの会に向けて太鼓をかっこよく叩くために練習を重ねてきました。 自分たちが叩いている姿がどう見えるかタブレットで撮影し,何度も確認しました。 発表会やありがとうの会では,演奏を聴いてくださったかたが喜んでいる姿を見て、達成感を得ることができました。
1年
昔遊びを教えてもらおう!
「昔遊びを教えてもらおうの会」 で, ニューレイクの皆さんと一緒に1年生が昔遊びを体験しました。 子どもたちは,名人さんから, けん玉,竹とんぼ, だるま落としなどの手ほどきを受け,夢中になって取り組みました。子どもたちは, 地域のおじいさんやおばあさんとふれ合いながら昔遊びを覚えて、自分も名人になった気持ちで達成感を味わうことができました。
2年
わたしの町発見!
生活科 「わたしの町はっけん」 では, 町探検に出かけました。 「どんくんの接骨院」 「そら動物病院」 「こはるおばさん」に協力をしていただきました。 探検を通して,出会ったかたがたの人柄や思いにふれることで,その人の優しさやがんばる姿を感じ取ることができました。 子どもたちは学んだことをコラボノートにまとめ, 授業参観日や富士見っ子発表会で発表しました。 自分たちが暮らす富士見のよさを見つける貴重な活動をすることができ,ひとまわり成長した姿が見られるようになりました。
3年
はっけん! ふじみのじまん
3年生は,富士見校区の五つの自慢として「りんご皮むき大会」 「モアイ像」 「公園」 「お店」 「町の人」 を見つけ, 詳しく調べました。 更に, 今度は自分たちが校区のために何かしたいという気持ちを高め, 公園の掃除と植栽活動を行うことにしました。 美花ふじみクラブや坪ノ谷みどりの会のみなさんと一緒に活動することで, みんなが使う公園をいつもきれいに整備してくれている人の存在や, 校区の人の温かい気持ちにふれ、富士見校区のよさを再確認することができました。
4年
「わたしたちのSDGs」
~50人の子どもの命を守ろう~
つばめ学習で, 『SDGsを広めよう』 についての学習を行いました。 「すべての人に健康と福祉を」 について調べていく中で,ポリオで命を落としていく子どもたちがいることを知り,ペットボトルキャップ大作戦を実施しました。 自分たちの手で50人の子どもを救うことを目標に活動しました。 本年度中に, 約 45000 個のキャップを回収することができ, 目標を達成しました。 集めたペットボトルキャップは、ロータリークラブとライオンズクラブに渡しました。 ポリオワクチンになって、世界中の子どもたちに接種されることになるでしょう。
5年
富士見のまちでともに生きる
5年生は,福祉について学びました。 認知症,医療的ケア,盲導犬 車いす, ユニバーサルデザインなどたくさんのスペシャリストと出会い, さまざまなことを教えていただきました。 また, まちに住むいろいろな人とつながることで,みんなが幸せに暮らせるまちになるのではないかという思いから, ニューレイクや幼稚園児との交流会も行いました。お話を聞いたり、体験したりすることを通して, 思いやりの心をもつことや声をかけあうことの大切さを学びました。
6年
子つばめ大作戦
6年生は, おやじの会の活動を知って, 自分たちが学校や地域のために何かできることはないかと考えました。「学期は 「夏だ!祭りだ! 富士見子つばめフェスティバル」を企画・運営しました。 下級生が喜ぶ姿や笑顔が,自分たちの喜びにつながることを知りました。 2学期は校区の防災について学びました。 校区にある消火器や消火栓を探し,「校区に人にも伝えていきたい」「自分たちが富士見校区を守る一助になりたい」と考えるようになりました。 おやじの会のみなさんの思いと同じように, みんなのために活動するよさを感じることができました。
タイトルとURLをコピーしました