PTA高豊131号

ニーズに合わせて

最近、数年ぶりに小学校の頃の同級生に会いました。

当時は部活中に水分を摂るなと言われた時代。同級生から、外周走のときは私お家の庭の水道からこっそり水を飲んでいたと告白され、おかしな根性論を叩き込まれた時代を笑って話していました。

また同席していた大学生の娘さんは、「就職しても自分に合わなかったらすぐ辞めて次のことを考えると思うし、周りもそうだよ。」と話し、親として困惑してしまいました。

私たちが過ごしてきた学生時代と生活様式も驚くほど様変わりしていて、当時は正論だったことが、現在では時代に合っていないことも多い気がします。

今回PTA役員として参加をさせていただいている研修などで、たびたび「家庭」「地域」「学校」「PTA」がキーワードとして出てきます。

これらが協力して調和することで子どもたちの育つ環境が整うのですが、いずれも時代に合わないものではなく、基準は「子どもたちにとってよいもの」でなくてはならないと思います。

今年度PTA活動をしていく中で、「家庭」での自分自身の考え方が古くて凝り固まっているのではないかと思うようになってきました。

今まであたり前だったり、「そういうもの」と言われて疑いもせず飲み込んできたりしたことが、果たして本当に家族にとってよいことなのか、子どもにその考え方を押し付けていないか等々。

これらは、地域でもPTAでも同じだと思います。ニーズに合わせて、家庭も地域もPTAも変わっていかなければならないと思います。

残りの任期を皆さんと協力し、ともに考えて、子どもたちがよりよい学校生活を送れるようにがんばっていきたいと思います。

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