ときめき48号

令和5年度 富士見小の取り組み

ひまわり

ひまわり太鼓
ひまわり組は、「かっこよくたいこを叩こう」を合言葉に、 1年間太鼓の練習をしてきました。音楽専科
の柳谷先生からかっこよく叩くために「姿勢はどうすればよいのか」「リズムを覚えるためにどんな練習を
すればよいのか」等、さまざまなポイントを教えていただきました。曲が難しいと感じても仲間同士で励ま
し合い、成長してきました。学習発表会やありがとうの会では、見事な演奏をすることができ、全員が達成感を感じることができました。

1年

シャボン玉大好き
生活科「シャボン玉大好き」では、おやじの会のかたがシャボン玉博士となって見せてくれたシャボン玉を自分たちも作りたいと思い、材料を工夫して道具を作りました。「液をたっぷりつけてね」「ゆっくり動かしてね」と声をかけ合い、楽しみながら一生懸命取り組めました。最後には博士や6年生に完成したシャボン玉を笑顔でお披露目することができました。

2年
わたしの町発見!~富士見校区~
生活科の学習で、公園の生きものを探し、その生きものが見つかる場所や様子を伝え合うことで、生きものへの親しみをもちました。
また、「ココカラファイン」と「小春おばさん」に見学に行き、事前に考えておいた質問をして、
校区ではたらく人の言葉を聞き、自分たちの生活を支えてくれていることに気づきました。

3年
花いつぱい活動を通して
3年生は校区探検をして、みんなの使っている公園には、花が植えられていたり、芝生がきれいに刈られたりして、整備されていることに気づきました。自治会のかたに話を聞いて、自分たちも一緒に花を植える活動をお手伝いすることになりました。土を耕し、 どのように花を植えようかとみんなで考えて、植栽活動に励みました。活動を通して、校区の人の思いを知り、富士見の町がもっともっと女子きになりました。

4年
将来を見つめて
~SDGsと10才の集い~
総合的な学習で、「SDGsを広めよう」や「10
才の集いを開こう」の学習を行いました。SDGsの学習から大人になっても“ずっとすてきな富士見”であるためには、校区の人たちの心のつながりが必要であり、そのために挨拶が大切であることに気づきました。そこでキャッチフレーズを考え、看板にして発信しました。また、「10才の集いを開こう」の学習を通して将来の夢をもち、大人になるまでの人生設計を行いました。

5年
富士見の町でともに生きる
5年生は、「富士見校区はみんなが幸せで、よきふるさとになっているか」をテーマに、福祉について学びました。認知症、医療ケア、盲導犬、車いす、点字など、福祉のスペシャリストからさまざまなことを教えていただきました。お話を聞
いたり、体験したりすることを通して、思いやりの心をもつことや、声をかけ合うこ
との大切さを学びました。自分たちも富士見校区の一員として、みんなが幸せに暮らしていける町づくりをしていくために発表会で発信するなどして、動き始めました。

6年

子つばめ隊復活大作戦
6年生は、おやじの会の皆さんから話を聞いたことをきっかけに、子つばめ隊として自分たちにできることをしたいと考えました。 1学期は学校内の挨拶運動と清掃活動、2学期は地域の清掃活動を行い、3学期は卒業に向けてもう一度学校のためにできることを考え、活動しました。おやじの会、自治会のみなさんと活動をする中で、誰かのために活動することのよさや喜び、そして何より校区の人の温かさにふれ、自分たちの学校生活がさまざまな人に支えられていることを学びました。

輝きを放つ子どもたちの姿から 校長 羽生あゆみ

今年度の富士見っ子発表会には、多くの保護者の皆様、地域の皆様にお越しいただきありがとうございました。以前は、学芸会を行っていましたが、ここ数年は、 一年間の学びの足跡や子どもたちの成長を見ていただく機会として、「富士見っ子発表会」を実施しています。

今年度も、学年ごと工夫を凝らし、和太鼓の演奏、歌やダンス、劇などさまざまな形で発表しました。高学年は、教科や総合的な学習等で学んできたことを自分の言葉でまとめ、高学年らしい重みのある発表をしました。また、多くの学年の発表には、校区探検で見つけたこと、地域のかたに教えていただいたこと、ともに活動したことがたくさん盛り込まれており、富士見校区への思いに流れる内容でした。来賓として参観してくださったかたがたからは、「自分の子どもの発表を観ているかのように感動して、涙が出てきた」「今まで練習を積み重ねてきたことの成果がよくわかる発表だった」など、余りあるほどのお褒めの言葉をいただくことができました。私も、自信をもって全力で発表する子どもたちの姿を観て、そのまぶしいほどの輝きに涙ぐむ場面が何度もありました。
今和五年度を振り返ると、運動会やりんご皮おき大会などの行事、地域をフィールドにした体験的な学習など、充実した教育活動を実践することができました。そうした積み重ねがあったからこそ、今回のような素晴らしい発表会を開催できたのだと感じています。
このように教育活動が進められるのは、学校からの呼びかけに対して、いつも快く引き受け、支えてくださっている自治会、おやじの会を中心とする地域の皆様、保護者の皆様のおかげです。心から感謝申し上げます。

来年度も、全教職員がすべての子どもに目を注ぎ、地域とともに「いのち」輝く教育活動を継続してまいりますので、引き続きご支援賜りますようお願い申し上げます。

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